僻地で陸マイラーの忘備録

僻地で陸マイラーの忘備録

地域医療にて勤務中の総合診療医夫婦の日頃思ったこと、マイル、診療、子育てなどつれづれなるままに書くブログ

“僻地で陸マイラーの忘備録”

バーベキュー後の炭は土地の肥料になるか

先日、自宅の庭先でバーベキューをしました。

片付けの時、ふと気付きました。

 

「使用済みの炭をなんとか有効活用できないか」

 

炭ってそもそも水の浄化作用があるって聞きますし、そもそもが木なんですから、栄養あるんじゃないかという予想の元

ネットを含め色々調べてみました。

 

結論からいうと使用済み炭は栄養になる

炭にはカリウムが多く含まれています。

植物に必要な栄養素の中で

窒素、リン酸、カリウム

が3大栄養素になるようで

炭と一緒に他の栄養を与えるといいみたいです。

 

てことで、植物を育てる上で一定の効果はあるらしいです。

 

植物によって不向きなものもある

焼却灰はアルカリ性で、酸性土壌を好む植物には不向きなようです。

 

そのため

酸性に強いスイカやジャガイモ、サツマイモ、とうもろこし、かぼちゃなどの野菜を育てる場合には向いていないのかもしれません。

 

玉ねぎやほうれん草などは酸性に弱いので、焼却灰に向いていると考えられます。

 

 

ただ蒔けばいいってもんでもない

焼却灰は、自然の中で小さな昆虫や微生物などによってゆっくりと自然に返っていきます。

なにごともそうでしょうが

「過ぎたるはおよばざるがごとし」

とのことで

同じ場所に大量の炭を捨てたとしても分解能が追いつかず、

そこにだらだらととどまってしまうようです。

 

よく考えたら、今の自宅の砂利の上に炭原型のままが残っていました。

前の住人がバーベキューをした後の残りと思いますが、少なくとも3年以上前のものということになります。

3年程度の月日では砂利の上に置かれた炭は風化しないようです。

また、燃えていない炭は分解されにくいとのことでした。

 

結局適度な量が大事

適切な量であれば自然分解や肥料としての効果が期待できますが、埋める場所は分散した方がよさそうです。

 

なので、キャンプ場なんかで炭の処理をする際は、埋めたりしない方がbetterかもしれません。他のお客さんも同じところに埋めてしまう可能性があるので。

 

まとめ

以上、バーベキュー後の炭の処理の仕方についてでした。

最終的な考えとして

 

焼却灰・・・適度な量なら肥料にする

まだ燃えきってない炭・・・乾かしてもう1回使用

 

というのが望ましいかと思います。

よくわからない場合や、量が多い時はきちんと燃えるゴミに捨てましょう。

 

※これは素人意見ですので、専門の方の意見を一番大事にしてください!!