先日、名古屋〜飛騨へ家族で旅行してきました。
1泊目は名古屋マリオットアソシアホテルへ宿泊したのですが、2泊目はこちらへ宿泊してきました。
料理旅館 蕪水亭さん公式HPより拝借
岐阜県飛騨古川にある、「料理旅館 蕪水亭」さんです。
今日はその宿泊に至るまでの過程と、お宿について書かせて頂きます。
ふるさと納税で宿泊できる
ふるさと納税サイトの一つである「ふるさとチョイス」にて、ふるさと納税でこちらの旅館に1泊2食付きで宿泊できることを知り、申し込みをすることにしました。
「ふるさとチョイス」についての記事もありますので興味のある方はご一読ください。
申し込みをしたのが、確か宿泊の1〜2ヶ月前ほどだったでしょうか。
もともと3部屋しかないお宿です。宿泊したい日が既に残り1部屋・・・
ふるさと納税の手続きをする前に、「あと1部屋が埋まってしまわないかな・・・」とドキドキしながら、まず蕪水亭さんにお電話をしました。
私「あの、ふるさとチョイスで拝見したのですが、えっと、ふるさと納税で宿泊させて頂けたと思うのですが・・・(しどろもどろ)」
旅館の方「承知致しました。ご宿泊の希望日はございますか?」
私「あ、●月●日は大丈夫でしょうか?」
旅館の方「お調べいたします。・・・一水、というお部屋しか空きがございませんが、そちらでよろしいでしょうか?」
私「だ、大丈夫です、よろしくお願いします。」
旅館の方「では、お部屋をお取り致しますので納税の手続きの方をよろしくお願い致します。」
その後すぐ、「ふるさとチョイス」にて納税の手続きを行い、寄付証明書が送られてきて、しばらくした後にこちらが届きました。
ご、ご丁寧にお手紙まで入っている・・・
ん?この一水って部屋、若山牧水さんや、池波正太郎さん、遠藤周作さんという名だたる文化人の方々のみならず、皇族の方もお泊まりになったお部屋ですと・・・!?
そんなお部屋に我々が足を踏み入れていいのだろうか(しかも子連れで)・・・
お宿に到着
夕方18時30分ごろ、どうにかお宿に到着。
それまでの道のりでだいぶ疲れてしまったので、本当は駅からタクシーを使おう、と話していたのですが、タクシーはその辺りにおらず・・・
歩いて向かいつつ、でも景色がとても綺麗でしたので、「これはこれでいいね〜」なんて話をしながら向かいました。
駅から歩いて10分ほどでしょうか、お宿に到着しました。
川の向こう側にあって、お宿もとても風情があって綺麗です。
いざお宿に入ると、従業員さんが皆様和服を着ておられ、お優しく迎えてくださいました。
館内の様子
玄関入ってすぐのスペース。こちらで名前を書きつつ、お抹茶とお饅頭?みたいなお菓子をお出しいただきました。
普段甘いものをあまり食べない主人も、「これすごく美味い・・・。」と絶賛しておりました。
お部屋の様子
いや、もはやお部屋っていうか家でした。
一水の部屋数は3つです。
おこたのある部屋
夕食をとる部屋(本当はもっと広いんですが、散らかしてしまったので一部だけです)。
寝室。
部屋についているお風呂。
それに洗面所、お手洗い、長〜い廊下があります。
大浴場もあり、空いていれば自由に使える、というシステムでした。
夕食
夕食はテンションが上がってしまい、2〜3枚写真を取り忘れ、かつ食べかけの状態で思い出して撮ったものもありますが・・・
一番最初に出てきたお食事。手前のが食前酒です。
箸袋は女将さんの手作りで、中のお箸と合わせて持って帰ることができました。
とても嬉しい。
前菜。
焼き物。飛騨牛です。
蒸し物。甘鯛だそうです。
かき揚げ。
お茶漬けとデザート。お茶漬けは、最初はおにぎりみたいな感じで綺麗に盛り付けられていました。
食べかけでの撮影です・・・。
どれも実に美味でした。娘は飛騨牛をばくばく食べていました。
なんて贅沢な・・・
朝、お部屋から見える景色
ずっと降り続いていた雪で、一面銀世界でした。
とても綺麗です。
趣のある調度品のある廊下からみる景色も素敵でした。
朝食
朝食会場はお部屋ではなく、こちらの食堂のようなカフェのような感じのお洒落なお部屋で食べることになっています。
果たして子連れで来てよかったのだろうかと、ずっと疑問ではありましたが、絵本がたくさん置いてありました。
食事の時にはハイチェアまで準備してくださっていましたので、多分、子連れ歓迎なのだろうと理解しました。
朝食です。
こちら、飛騨古川伝統の料理「朴葉味噌(ほうぼみそ)」というそうですが、この「料理旅館 蕪水亭」さんが発祥とのことです。
初めて食べました。美味しいです、ご飯が進みます。
主人は何杯ご飯をお代わりしたでしょうか・・・気がつくと、おひつの中のご飯が空になっていました。
娘はシャケが気に入ったようです。柔らかくて美味しかったのか、まるまる1切れ食べられました。
さいごに
「料理旅館 蕪水亭」さん。
ふるさと納税で、こんなにいい思いをしてもいいのだろうかという多少の罪悪感がありつつも、ありがたく宿泊させて頂きました。
とても素敵なお宿でしたし、お部屋の中から見える景色もまた素敵でした。
女将さんがお綺麗な方で勝手にドキドキしました。
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