僻地で陸マイラーの忘備録

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地域医療にて勤務中の総合診療医夫婦の日頃思ったこと、マイル、診療、子育てなどつれづれなるままに書くブログ

“僻地で陸マイラーの忘備録”

温泉の効能はどうやって決まるのか

昨日、近場の温泉に行ってきました。

田舎の温泉は人も少なく、露天風呂からの景色もとてもいいです。

そのときふと目にしました温泉効能の看板です。

こんなやつです↓↓

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温泉にはいるだけでこれだけの疾患を治せるなんて正直考えられませんよね。

けど、今まであまり深く考えずにみてきた温泉の効能について、興味が湧いたので調べてみることにしました。

意外と予想外なことも色々わかりました。

 

※私は温泉に関しては素人なので、かなり簡単に素人目線でまとめてます。

 

温泉の効能の決め方

①温泉による泉質

温泉に含まれている成分によって決まるというものです。

一番単純に考えて、温泉の効果としてこれは当然ですよね。

簡単にまとめると下記のように決まっているみたいです。

 

塩化物泉

切り傷、やけど、慢性皮膚炎

炭酸水素塩泉

切り傷、やけど、動脈硬化症

硫黄沿線

高血圧症、動脈硬化症、切り傷、やけど

鉄泉

貧血

 

②温泉自体による効果

今回調べて私は初めて知りましたが、「入浴」自体にも効果があるということです。

まぁ考えてみれば確かにそうですが。。。

なにもないただの温泉(単純泉)に対しては

 

関節痛、筋肉痛、関節のこわばり、うちみ、慢性消化器病、痔、冷え性、神経痛

 

が含まれます。

単純にお風呂にはいること自体でこれだけの効能が表記できるわけです。

自宅のお風呂にもこれらを表記できるということになりますよね。

 

まぁ筋肉痛とかこわばりはおいといて、「痔」って温かくするとよくなる理屈があるんでしょうか。。。

 

不思議です。

 

③温泉の温度

温泉の温度でも効能の違いがあるようです。

 

熱い温泉(42℃以上)・・・交感神経優位の目覚めた状態になる

ぬるい温泉(37-40℃)・・・副交感神経のリラックス効果

 

温度の違いでも表記が変わるんですね。

 

 

 

以上、温泉の効能についてでした。

素人のまとめですので、一部間違いがある可能性はあります。

普段何気なく入っている温泉

今度からちょっと意識して看板をみてみようかと思います。