僻地で陸マイラーの忘備録

僻地で陸マイラーの忘備録

地域医療にて勤務中の総合診療医夫婦の日頃思ったこと、マイル、診療、子育てなどつれづれなるままに書くブログ

“僻地で陸マイラーの忘備録”

岡村 聡 著「20代で知っておきたいお金のこと」を読んでみた。

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今日はこの本を読んでみました。

こういう本を読んで思うことは、今までお金のこと全く知らずに生きてきたんだなということです。

 

きっとこういう話は、運良く周りの誰かに教えてもらうか、自分で気づかないとずっと知らずにいるんだと思います。お金の話って周りにもしづらいですしね。親に聞いても状況が違うから参考になりません。(そもそも親は興味なさそうですが。。。)

 

株やら投資信託やらよくわからない危険なものと考えていましたが、超低金利で今後インフレが予想される今、老後のため、子供のためにもしっかり経済も勉強しなくてはと思ったのが、きっかけです。

 

この本は、全然知識がなく、本嫌いな僕でもすんなり読みきれるほどシンプルで、わかりやすくまとめてありました。

 

自分の忘備録のためにも要点をまとめてみます。

 ※自分の知識も少し加えつつ

 

 

クレジットカードで公共料金を支払うとポイント加算される

 一部の自治体では国民健康保険や住民税もクレジット支払いが可能なようです。クレジットカードで払えばクレジットカードにポイントが加算されます。毎月固定で出費されるもの(公共料金・家賃・携帯電話料金など)をクレジットカード払いにすると年間数万円のポイントが貯まることもあります。ある程度決まりきった出費ならクレジットカードで支払いすると良いでしょう。

 

新築マンションには手をださないようにしよう

 新築マンションは価値が下がりやすいです。新品ということがブランドとして扱われるので、1日でも誰か住んだら1000万円価値が下がることもあります。永久的に自分がその家に住むのであれば問題ないのでしょうが、物件を資産として考える場合、すぐに価値がさがってしまう物件はオススメできないとのことです。中古物件や中古マンションなど価値が下がりにくい物件の方を筆者は進めています。

 

学資保険や生命保険はおすすめしない

 これらの保険は年間利回り1%前後の商品が多いため、長期間預金していても爆発的に資産が増えるわけではありません。もちろん必要な保険には入って備えることはよいことでしょうが、必要以上の保険でお金を担保するよりもっと効率的に投資信託など年間利回り5%以上の資産運用に回した方が、長期的な視点で考えると資産形成につながるそうです。

※ちなみに我が家は、お互いの両親が入っている某保険会社の生命保険・学資保険に加入しています。・・・両親の顔を立てる関係で、どうしても入らなければならない状況だったので。

 

なお、私たちが生命保険に入った時の話については下記記事をご参照ください。

生命保険に入る必要が高い人、入らなくていい人についても記載があります。

www.hekichi-miler.com

 

blogをやっている人はgoogle adsenseで広告収入

 google adsenseはブログ内に広告をだして、誰かがクリックするたびに収入が入るシステムで、googleが自動的に内容を判断して適した広告をつけるみたいです。まぁそもそものPV数が稼げていないとあまり儲けられないようですが。

 

投資の主な分類は「株式」「債権」「コモディティ」「不動産」

 初心者向きなのは「株式」「債権」です。コモディティ(純金など)や不動産は価値の変動が激しく、購入時期などを判断するのが困難なので、初心者は株と債権をおすすめしています。

株式は債権と比べると、値段の変動が激しく、株価の上下に合わせて資産価値を下げてしまう恐れがあります。そう言った意味で、株は債権よりハイリスクハイリターンと言えるでしょう。一方、債権は、貸した分のお金は一定の利子を経て返ってくる(その分利率は低め)なのでローリスクローリターンと言えます。いずれの方法も一長一短がありますので、リスク分散させてもつといいでしょう。

また、株式に関しては主に株主優待を受けることのみを目標にした「クロス取引」なるものもあります。今後そのことについても体験談として記事にさせて頂きます。

 

株や投資先の選び方

 今の市場にはとてつもない数の銘柄があるので初心者はどれを選べばいいかわからないことが多いです。現状、資産家も多い中で全ての人が、一定で安定した収入を得られるわけではありません。自分の目でしっかり見定めて、銘柄を決めて行く必要があります。でも、これだけプロがたくさんひしめく投資の世界で、副業程度に投資しようとしている人が、正しく確かな情報を手にするのはなかなか困難です。

そんな時に利用するのがETF・投資信託になります。

 

<ETF ・投資信託・ノーロード投信とは>

ある企業や個人が、みんなからお金を集めてその資金を元に運用してくれる投資の方法で、投資した金額に応じて配当金が得られるシステムです。例で言えば、100万円投資をしようとしたけど、株のことはよくわからないので、A銀行に投資に関して信託(信頼)してお金を預けます。A銀行の投資担当のプロの人がそのお金を使って運用して、結果に応じて配当金を配ると言うわけです。A銀行も一箇所集中に株を買うわけではないので、投資信託を選んでいる段階で投資の分散にも繋がるのです。長期投資においてリスクを分散させるのは重要なことなのです。

 ただ注意点として投資信託でも成功している会社は約30%程度です。何も勉強せずに投資信託にお金を預けると、投資信託に預けたお金が元本割れする可能性も十分にあります。投資信託も正しく選ぶ必要があります。

 

投資信託を正しく選ぶ基準として

  "請求目論書"

が一つの参考目安になります。これは、投資信託の決算書とも言えるものです。これをみることで、その投資信託が長期的に利益を出しているのかどうか、業績がわかりますので、これを基準として考えるとよいかと思います。

 

海外投資をやってみよう

 日本は現在多額の借金を抱えており、今後円安&ハイパーインフレが起こると言われています。全ての預金を日本円で持っていた場合、円安が起こった時全ての資産の価値が下がることになります。そのため、外貨で貯金していることで将来の資産のリスク分散となります。

 ・・・とはいうものの、大手銀行を通じて外貨の貯金をすると、手数料が高くつき、手数料が利回りを超えてしまうため資産形成にはなりません。外貨を所有するには、証券やFXを通じてであれば、少ない手数料で外貨を持つことができます。

UFJ銀行はカブドットコム証券と提携しており、直接お金の動きがやりとりしやすいようになっています。口座開設も簡単で、サポート整備もなされているため、初心者向きです。

 

〜番外編〜海外旅行の時におすすめすること

 上に書いたように資産を海外に持つことはリスク分散となります。それは預金だけでなく、海外への投資や不動産もその対象となります。アジアは今めざましい成長をとげており、投資が盛んに行われています。そんな今だからこそ、海外に行った時に、下記のことをやるとより一層海外旅行中の刺激となるでしょう。

 

 ・現地の証券会社に口座を開設

 →日本人はお金持ちのイメージが強いため、

  銀行マンには日本語対応できる方も多いそうです。

 ・オススメされた投資先のオフィスを訪ねる

 ・現地の不動産会社を訪れる

 →実際の不動産さんや投資先のオフィスを目の当たりにすることで、

  投資のイメージが湧きます。

 ・高級ホテルのラウンジに行く

 →高級ホテルのラウンジには、その世界で金融の情報を持った方がたくさんおられる可能性が高いです。その辺の日常会話の中に、まだどこにも出てない有益な情報が聞けることがあります。

  上記を行うことで、その現地の国の投資先の状況や経済状況が把握しやすくなり、投資を決める際の重要な情報が多数得られる可能性があるようです。

 ・・・これらは少しハードル高い気がしますが。。。

 

また少しずつ勉強していこうかと思います。

 

 

ご紹介させていただいたものは、本のうちのごく一部です。

その他にもとても勉強になる記述がたくさんありました。

「20代で知っておきたいお金のこと」岡村 聡  著

この本を新しくお得に買いたい方は、下記記事をご参照ください。

www.hekichi-miler.com