腰が痛い。。。最近ずっと腰痛い。。。
そんなお困りの方は多くいらっしゃると思います。
腰痛はほんとにつらいですよね。腰は身体の中心にあって腰が痛いとなにをするにしても億劫になる。
地域医療で整形外科を診察していますが、腰が痛いの主訴はほんとに多い。
もちろん、腰椎圧迫骨折や脊柱管狭窄症など器質的疾患がある場合もありますが、それに並ぶくらい急性腰痛症も多いです。
今日はそんなあなたにオススメできるかもしれない体操を紹介します。
- その名もジャックナイフ体操
- 足首を掴んで、屈伸運動をするだけ
- 股関節が硬い人は著効する可能性あり
- 新聞記事にもなっています
- ハムストリングの柔軟性が腰の負担を減らす
- 自分でもトライしてみた
- 1ヶ月で床に手のひらがつくようになった
その名もジャックナイフ体操
「ジャックナイフ体操」
初めて聞く方も多いかと思います。
ジャックナイフとは、みなさんご存知、あのジャックナイフです。
りんごの皮をむいたり、サバイバルに使われるジャックナイフからきています。
足首を掴んで、屈伸運動をするだけ
足首を持って、ひたすら立つのとしゃがむを繰り返す。これだけです。
股関節が硬い人は著効する可能性あり
この体操はどんな人にオススメか。
それはズバリ
"股関節が固い人"
立った状態で、膝を曲げずに床を触ることができますか??
これが床にまったく届かない人はこのストレッチだけで、
腰痛が和らぐ可能性があります。
新聞記事にもなっています
ちなみに徳島県の新聞でも紹介されています。
ハムストリングの柔軟性が腰の負担を減らす
じゃあ、なぜこの体操が腰痛に効くのかを説明します。
このストレッチで、ハムストリングという大腿後面の筋肉の柔軟性を高めることができます。
ハムストリングは骨盤の前後の傾きを調整してくれる働きがあります。
しかし、ハムストリングが硬い人は、その働きができない分
腰回りの筋肉に余計な負荷がかかり、腰痛症の原因となります。
ジャックナイフ体操では、大腿四頭筋などの拮抗筋の作用を利用したストレッチで、ハムストリングの柔軟性を高める上では非常に効果の高いストレッチと言われています。
自分でもトライしてみた
私自身も働き始めてから、腰痛に悩まされることが多くなり、
上司の整形外科の先生に相談したところ、このストレッチを勧められました。
最初は、まぁ「上司に言われたし、試しにやってみるか」くらいの気持ちで始めました。
1ヶ月で床に手のひらがつくようになった
やり始めた時はかなり身体が硬く、床から20cmくらいに指先がありました。
そんな中、仕事中ふと思い立ったり、家に帰って思い立った時にしたりと1日数回このストレッチを続けるだけでかなり柔軟性があがりました。
肝心の腰痛ですが、もうほんとに腰軽い。
今までの腰とはぜんぜん違う。身軽になった気分です。
初めてしたとき「ストレッチ痛いよ。。。けどなんか良い感じ」
1週間後「腰が軽い気がする。あと柔くなっていくのが楽しい」
1ヶ月後「明らかに1ヶ月前より腰軽い!!」
ってな感じです。
これもあって今でもストレッチを続けており、床を触れるくらいの柔軟性は維持しています。
腰痛で御悩みの方は、騙されたと思ってやってみてください。
ただ、急な腰痛で激しい腰痛、熱を伴った腰痛など腰痛の中でも重症疾患もありますので、困った時はちゃんと病院を受診することをオススメします。