「Uber」ってご存知ですか。
「Uber」は簡単に言うと、民間タクシーのようなものです。
アメリカなどでは、タクシー免許を持たない一般のドライバーが自分の車を使ってタクシーのような運用をすることが認められているようで、この「Uber」が広く利用されています。
海外で便利とささやかれる「Uber」ですが、日本ではまだまだ実用的に動いていないのが実情です。
今回のハワイ旅行で実際に利用しましたが、「Uber」はタクシーより安価でいつでもどこでもアプリ一つですぐ利用できるので、とても便利です。
もちろんトラブル案件もちらほら耳にしますが、比較的安全に何度も利用することができました。そのレビューをさせていただこうと思います。
- 「Uber」の利用の仕方
- ホノルル ダニエル・K・イノウエ国際空港での「Uber」待ち合わせ場所
- 実際に呼んでみた
- 支払いはキャッシュレス
- 「Uber」は難しくない!一回は試してみる価値あり
- <番外編>運転途中、絶景ポイントに寄ってくれた
- <番外編>超日本オタクの運転手と知り合った
- 以下、ドライバーから聞いたそんな他愛もない情報まとめ
「Uber」の利用の仕方
まず、アプリで「Uber」をダウンロードしましょう。
現地でダウンロードでてこずるのが嫌な人は、日本でダウンロードしていくことをお勧めします。
妻が「現地でダウンロードしてプロモーションコードっていうのを入力すると、最初15ドル割引になるんだって!」というので、私は現地でアプリをダウンロードしましたが、最初アプリの立ち上げがなかなかうまくいかずにかなり苦戦しました。
見慣れぬ土地でいきなりつまづくと、結構疲れますよね。
自分のプロフィールを登録
最初に名前、メールアドレス、電話番号、ログインパスワードなどを登録します。
支払い方法の選択
Uberではクレジットカードの登録を行います。
クレジットカードを登録することで利用時に自動決済が利用できます。
実際にUberを利用した後、運転手に直接お金を支払う必要がありません。
また、乗車予約時に自動的に料金が設定されますので、渋滞があろうが、遠回りされようが、金額は固定です。
なので、利用料金をぼったくられる可能性が比較的低いと考えられます。
これだけ登録すればOKです。
乗車する車の種類
Uberでは乗車する車の種類で料金設定が異なります。
「UberX」・・・一般的な乗用車でのサービス
「UberXL」・・・手頃な値段で最大6名まで利用可能
「UberSUV」・・・最大6名まで乗れるラグジュアリーSUV
「Uber Black」「Uber Select」・・・高級車
自分の利用用途にあった車をその都度選ぶことができます。
安全面は大丈夫??
ドライバー、乗客共に安全に利用できるように24時間体制で動いているそうです。
利用者側としては、ドライバーが勝手なことをしないようにGPSで追跡管理されており、電話番号も相手に知られないようになっています。料金も自動支払いですので、その点も安心です。
Uber登録の際にドライバーの審査があるみたいです。
また、乗客が利用後にドライバーを評価するシステムが導入されており、一定点数を下回るドライバーには仕事が回らなくなるように設定されているそうで、結構シビアな世界になっています。
ホノルル ダニエル・K・イノウエ国際空港での「Uber」待ち合わせ場所
「Uber」のピックアップ場所は第1ターミナルの2階にあります。
ハワイアン航空を利用されていない方であれば通常中央のターミナルの1階から入国する形になるので、事前に場所の確認をしといた方が安全です。
入国からまず2階にあがり
道路沿いに歩きます。
矢印方向に進んでいき
3番の看板あたりで横断歩道を渡ります。
(タクシー整理の警備員の方がいますので、分からなければ聞けば教えてくれます)
こちらの場所がホノルル空港の待ち合わせ場所です。
実際に呼んでみた
今回表示されたウーバーでホノルル内のホテルまでの料金最安値で
約$27です。車の種類で結構値段設定が違うことに驚きです。
ホノルル空港からワイキキまでは
バスで約$20
タクシーで約$40
なので、ウーバーX(≒普通車)であればコストパフォーマンスには優れているとは思います。
ウーバーはお客さんの近くにいる車を自動的にピックアップして候補をえらびますので、その都度車の種類が若干変わります。
乗車する車の種類が決定すればウーバーが車を探し出します。
一番最初に反応した車がこちらに向かってくるシステムです。
車自体は数秒で決定し、約5分この場で待ちます。
車が後何分で着くかもですし、こちらに向かってくる様子もGPSで確認できます。
こちらにくる車が決まった時点で
運転手の写真、名前、車の車種、車のナンバーがこちらに表記されていますので、見つけたらこちらから合図してあげるといいでしょう。
タクシーの運転手とほぼ変わらないサービス内容
車が到着すると、挨拶を交わして車に乗ります。
荷物は運転手さんが積んでくれます。
車の中は、運転手さんによりけりでよく話す方もいらっしゃれば、無言で運んでくれる方もいます。
車も綺麗に清掃されている方がほとんどでしたし、タクシーと全然変わらない印象でした。
ちなみに「Uber」 では、運転手は利用後の乗客からアンケートで評価されます。
星5つの5段階判定で、
低評価のドライバーには仕事がまわらなくなるシステムのため
結構みなさん親切にしてくださいます。
(以後の仕事が左右される分、日本のタクシーより親切かもしれません)
支払いはキャッシュレス
運転中は、Uberのカーナビ指示に沿って基本運転してくれるので
故意に遠回りなどされても、わかりやすいです。
そもそも、乗車時点で料金が決まっている
ので、タクシーより安心じゃないかなと個人的には思ったりします。
また、料金の支払いは
最初に登録したクレジットカードで自動的に支払い
になるので、
運転手と直接的な金銭のやりとりがありません。
英語が苦手な方でも安心して利用ができるかなと思います。
というか、財布を出したり慣れない紙幣を使わなくてもいいので本当に楽でした。
「Uber」は難しくない!一回は試してみる価値あり
登録もそんなに難しくありませんし、1回利用すれば使い方はすぐにわかります。
旅先では、「どこにいったらタクシーが呼べるかな」なんて思うこともありますが、Uberがあれば一発でどこでもアプリだけで運転手が迎えに来てくれます。
みなさん、「Uber」を使う機会がありましたら是非一度利用されてみてください!!
「Uber」はとても便利で、使い勝手がよかったです。
「日本で広めといてくれよ!!」
といわれましたが、日本にはまだまだ根付かそうですね。
<番外編>運転途中、絶景ポイントに寄ってくれた
「この通り沿いに日本人があまり行かない絶景ポイントがあるんだけど、寄って行かないか?もちろんサービスだから!」
運転手が急に言い出した。
怪しさ満点だったが、物事はなんでも経験だろうとのっかってみることにした。
この方が運転手である。
普段は警備員の仕事をしていて、土日のお小遣い稼ぎでUberをやってるらしい。
日本の高校生のホームステイの面倒をみたことがあるそうで、今でもメル友。日本は大好きだ、とのことでした。
こちらが運転手さんオススメの絶景スポットである。
確かに眺めがよく、風が気持ち良い。
季節によっては子供が吹き飛ばされるくらい風が吹くらしい。
ハワイの中で日本人が全くいなかった場所はここだけかもしれない。
こちらにみえますのがおっちゃんの手である。
色々説明してくれるし、記念にと家族写真も撮ってくれた。
ここは昔戦争があった場所だそうで、かなりの兵士がこの崖から落ちてなくなっていったそうな。
風を味方につけた方の国が勝利したとかなんとか。。。(もう記憶が曖昧である)
・・・というような、絶景ポイントに寄ってくれた親切なおっちゃんがいました。
最初ちょっと怪しんだが、とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。
感謝です。
降りぎわに
「電話番号教えてくれよ!ワイキキに戻るときは教えてくれ!また乗せるから!
17時ぐらいにこの辺りうろついているから!」
色々親切にしてもらった恩義もあるので、帰りの際電話した。
英語の電話は不慣れだが、なんとか場所は伝えられた。
今から行くよ!
といってからなかなかこず、結局1時間待ちだった。
近くにはいなかったらしい。まぁいいか。お世話になったし。
<番外編>超日本オタクの運転手と知り合った
ホテルから空港に向かうUberの運転手は28歳の青年だった。
「日本人なの!?僕日本の漫画大好きなんだよ!」
とりあえずジャンプ・マガジン・ヤンマガなどなど多岐に渡って日本の漫画を知り尽くしているようだった。
「今日本ではワンピースはどこまですすんでるの!?」
今ハワイではルフィとカタクリが戦っているところらしい。
新刊がすぐ読めて羨ましいと熱烈に語っていた。
また、ちょくちょく日本に遊びに行くみたいでジョイポリスが大好きと言っていた。
丁度翌月に日本に行く、そして翌月誕生日も迎えるとのこと。
「外国人に適応されるかはわからないけど、
確かジョイポリスは誕生日当日に行くと無料なはずだよ」
と伝えたら発狂して喜んでた。
ハワイで一番喜んでもらえた出来事だと思う。
以下、ドライバーから聞いたそんな他愛もない情報まとめ
- ハワイでは5年くらい前にUberが導入されたが、やはりタクシー業界からの猛烈な反発があった。それは今も続いている。
- Uberでは、運転手の取り分は運賃の7割らしい
- Uberのみでご飯食べている人もいるし、休みの日に小遣い稼ぎにやる人も多い
- Uber driverはアプリを起動させている時だけ働くシステムなので、かなりフレキシブルに働ける
- 28歳の青年曰く、普通に働くよりUberの方が稼げる
- 観光客より、現地の人の方がお客としてマナーが悪い気がする
- 酔っ払った大学生が一番タチ悪いらしい (←日本と一緒である)
以上、Uberについての体験記でした。