僻地で陸マイラーの忘備録

僻地で陸マイラーの忘備録

地域医療にて勤務中の総合診療医夫婦の日頃思ったこと、マイル、診療、子育てなどつれづれなるままに書くブログ

“僻地で陸マイラーの忘備録”

【宿泊体験記】「変なホテル東京銀座」に泊まってみた。

 

変わり続けることを約束する「変なホテル」をご存知ですか?

「変なホテル」は、先進技術を導入したロボットたちが、受付などのフロント業務を行なっているホテルで、HISが運営するホテルグループの一つです。

最近ではメディアに取り沙汰されることも多く、「BBC」や「ABC」などでも報道されています。また、「初めてロボットがスタッフとして働いたホテル」としてギネスにも登録されてるようです。

一番有名なのはハウステンボス内の変なホテルで、こちらでは恐竜が受付をしています。

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こんなフロントにだったらなんだかワクワクしませんか??笑

 

そして

今回2018年2月1日にオープンしたばかりの「変なホテル東京銀座」に宿泊しました。

折角ですので、そのレビューをさせていただきます。

 

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基本情報

公式サイト

www.hennnahotel.com

住所・予約電話番号

〒104-0045 東京都中央区築地2-2-1

変なホテル東京 銀座 予約センター

050-5894-3771  (毎日10:00-18:30  12/31,1/1を除く)

※電話予約の場合、一部屋あたり1000円別料金がかかります

※また、電話予約の場合、事前入金が必要とのことです。

 

駐車場

平日 2500円/泊

土日祝 3000円/泊

3台分しかない上に予約不可のようです。

ご利用を考えていらっしゃる方はお早めにチェックインされてください。

アクセス(新富町駅から約2分)

最寄駅は新富町駅ですが、築地駅からも徒歩数分の距離にあります。

築地駅からは4番出口から道なりにまっすぐ進めばOKで

新富町4番出口をでて、Uターンしてファミマを過ぎれば変なホテルにつきます。

 

 「PAYTO」

1階は「PAYTO」というbar&cafeが併設されています。

朝食会場もこちらです。

 

実際にいってみた

変なホテル到着まで

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新富町駅出口から出て 

 

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ファミマの横をすぎると

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すぐ目の前に現れます。

九州→羽田で、電車を乗りついでやっとの到着です。

羽田からだと築地駅の方がアクセスしやすい時間帯があります。

今回私も築地から歩いていきましたが、5分程度歩く時間が増えるだけでそんなに負担じゃありませんでした。

 

本当に変なホテルって書いてあることに違和感を感じずにはいられません。笑

 

入り口にはPAYTOの看板もあります。

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チェックイン

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タイミングの問題かとは思いますが、受付はアジア(韓国か中国の方かな?)のツアー客でいっぱいでした。

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平日の宿泊でしたが、既に満室とのことでした。

 

受付業務は全てロボットなのかと思っていましたが、

「まずこちらで受付をお願いします。」

と受付スタッフの方に案内されます。

受付スタッフは3人くらいいらっしゃいました。ツアー客の方々をさばくのにとても忙しそうにされておりました。

予約の確認が終わりましたら、いよいよロボットとご対面です。

綺麗な受付お姉さんロボット

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「いらっしゃいませ」

とお姉さんが丁寧に挨拶をしてくれます。

瞬きもするし、喋る時に口もそれ風に動きます。

なかなかリアルです。

左のタッチパネル型のデバイスを使って支払いを済ませます。

もし使い方がわからなくてもサポートスタッフの方が近くにいらっしゃるから大丈夫です。

領収書にはバーコードが付いていて、スマホ専用アプリで読み取れば

玄関キーや部屋のキーとしても使用可能です。

ちなみにこのバーコードは1度しか読み取れず、誰かにスキャンされても他の人に悪用されないようセキュリティにも配慮されています。

(複数人でバーコードを発行することも可能なようです。)

 

支払いを済ませると、丁寧にお礼をしてくれます。

近くでもみてもリアルだし、綺麗です笑

ちなみに英語も喋ってくれます。

(他の機種では4ヶ国語対応のものもあるそうです。)

 

「PAYTO」

変なホテル1階に併設されているバーです。

店員さんが2名ほどいらっしゃいました。

 

メニュー表がこちらで

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この券売機で食券を買うシステムです。

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バーの様子はこんな感じ

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ラム酒専門店のバーである「Bar Lamp」の中山篤志氏がセレクトを監修した、300種類を超えるお酒を楽しめるBarとなっております。

営業時間

朝食 06:30-10:00

夕食    17:00-23:00(L.O 22:30)

 

今回は別件の予定が入っており、利用しようと思ってはいましたが、閉店時間が23時と比較的早く、帰宅した時にはすでにしまっておりました。

 

「その他設備」

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ランドリールーム&自動販売機

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お値段も良心的です

 なぜかガチャガチャ

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 お部屋の様子

今回はシングルルームに宿泊いたしました。

内装は一般的なビジネスホテルと大きな違いはありません。

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ユニットバス

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ベット

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枕もとにUSBコンセントも完備

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テレビ

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こちらのテレビはchromecastが備え付けられており、handyと連動させてyoutubeを観ることもできます。

 

 

まだ営業したばかりということもあり、室内はとても綺麗です。

変なホテルの特徴!「LG stayler」と「handy」

 

各部屋1台完備 クローゼット型ホームクリーニング機「LG stayler」

 

今回私がこちらのホテルを宿泊先として選んだ一番の理由が「LG stayler」でした。

実は結婚式のために上京したこともあり、できるだけ綺麗な状態でスーツ を維持したかったのです。

自室の部屋でニオイ・しわ・ほこり・花粉をリフレッシュできるという優れものです。

楽天で調べてみると価格も20万円弱します。

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部屋の一番奥においてありました。

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結構大きいです。横に説明書が書いてあるのでそちらを読みながら操作します。

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全てタッチパネルです。

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中はこんな感じ

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服をセットしてあとはボタンを押すだけ

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1クール48分でまわるようです。

 

 

実際の仕上がりは確かに綺麗

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飛行機内でスーツカバーに入れ入っていたので、多少折り目がついていたズボンも全くシワなく、アイロンかけたてみたいに綺麗です。

シャツもピシッとなりました。

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ニオイもありません。

むしろ、ふわっと石鹸のような清潔感ある香りに包まれたような優しいニオイがします。

仕上がりはとても満足のいくもので、感動してしまいました。

 

無料で国際電話かけ放題のモバイル端末「handy」

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こちらの「handy」は無料で国際電話がかけれるだけでなく、スマートフォンとして利用可能で、画像や動画をダウンロードすることもでき、インターネットも使用できます。また、宿泊中は部屋の外へ持ち出しも可能です。

部屋番号で外でも客室間の通話ができます。

さきほどのテレビのchromecastと連動して使用することもできます。

 

 

実際のhandyがこちらです。

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説明書も横に置いてあります。

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説明書をみながら散々いじってみました。

とりあえず触ってみました。

 

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頑張りはじめて約30分。。。

もういいや

めちゃくちゃ扱いが難しい

もういいっす、という気持ちになりました。

使いこなすまで時間がかかりすぎます、これは。

説明書みながらでもなかなか先に進まない現実。

よく考えたら、普通でも自分のものではないスマホはなかなか使いにくいものです。

どれだけの人がこの宿泊の間で本当にhandyを使えるのだろうか。

疑問が残ります。

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といいますか、そもそも初期設定が中国語でそこからつまづきましたし。

やはり海外の方の利用が多いのでしょうか。

 

 

 

受付ロボットは夜も眠らない

当たり前の話かもしれませんが、機械のお姉さんは24時間ずっと座り続けています。深夜に帰ると、しんとしずまったフロントに瞬きの時にするウィーンカシャンといった機械音が響き渡ります。

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誰も見ていないので、しばらく眺めてしまいました

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本物だったら捕まっているかもしれません。

 

 朝食

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テイクアウトして部屋で食べるシステムになっています。

人件費を極力かけないためか、簡単なものでした。

まとめ

 いかがでしたでしょうか。

ホテルとしてはとても面白いものではありましたが、時代が先駆けすぎて追いつけない点も若干ありました。

ただスーツは確かに綺麗になりましたし、部屋も綺麗です。

handyは海外の方とかあると便利かもしれませんね。

国内の方があえて利用するメリットはあまりないかもしれませんが。

「変なホテル」は話題性もあるのでみなさんも一回くらい泊まってみてはいかがでしょうか。損はないと思います。

ちなみに2018年10月3日には東京羽田店もオープンするみたいです。

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もしよかったらぜひ行かれてみてください。